【赤鯱短信】チームの“トップランナー”の背中を追う日々。大垣勇樹の内なる闘い。
まさに“修行”あるいは“試練”という光景である。今季のチームの練習を見ていると、高卒新人、そして2年目あたりの若手たちは別メニューでひたすら技術と体力を鍛えている場面を毎回目にする。紅白戦に入ることは負傷などで欠員が出た時のみ。シュートやディフェンスの連係など、攻守のグループ練習には参加できても、なかなか実戦形式の場で自分を出すことは限られている。カメラを覗くと紅白戦をじっと見つめる視線もチラホラ。下にではなく一番先頭を走る選手に合わせる指揮官の方針は、時にスパルタにも見える時がある。
もちろん、彼らは悔しがっている。だが、それでも前を向く。昨日15日の練習を見ていて、そうした意志を強く感じることができた一人が大垣勇樹だ。
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