【赤鯱短信】正真正銘のドリブルモンスター、榎本大輝が面白すぎる。
究極の“初心者”であることがわかった。榎本大輝は22歳にして初めて、サッカーに触れたというのである。特別指定のプロ内定者が何を言うのかと混乱させてしまいそうだが、本人がそう言うのだから仕方がない。仕方がないのでとりあえず、その理由を説明していこうと思う。
きっかけはとある本を読んだとき、そこに榎本の出身チームである「vivaio船橋」のことが載っていたことだった。以前にも少し「自由にやらせてもらいましたね」という話は聞いていたのだが、本当にその通りだったので改めて聞いてみたくなった次第。しかもよくよく考えるとvivaio、中央学院高校、東海学園大学と彼は常に自由な校風ならぬ“チーム風”のもとでサッカーをやり続けてきたことになる。まさに純粋培養のサッカー自由人。問われた榎本も満面の笑みで同意する。
(残り 2888文字/全文: 3239文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ