赤鯱新報

3年ぶりの飛騨古川キャンプは熱量多めにスタート。新戦力も早くも存在感を示した。「ホームですべて勝ち、アウェイでも勝点を積み重ねれば、きっとこの難しい状況から遠ざかることができる」(ネット)【7/1飛騨市古川キャンプレポート】

真夏のような陽射しが降り注いだこの日の飛騨古川。山々に囲まれたこの環境は、サッカーに集中するにももってこいだ。

ジリジリと肌を焼く日差しの中で、名古屋復権への本格的なトレーニングが始まった。リーグが中断して1ヵ月と10日ばかりが過ぎ、その間を「やっぱりフィジカルには落ちてしまうところもある。コンスタントに試合に出た選手がいなかったので、そういう意味でもう一度鍛え直さなきゃいけない部分もあった」(風間監督)と、主にフィジカル強化に充ててきたチームだけに、練習試合2試合を予定しているこのキャンプは実戦モードへのスイッチを入れる文字通りのターニングポイント。治療で楢崎正剛や畑尾大翔ら数名が“留守番”となったものの、新加入のエドゥアルド ネットが合流したチームは、彼の役割そのものに次なるステップへ舵を切った。

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