【2017シーズン全選手レビュー】小林裕紀:チームの“必要”を満たす男。神出鬼没のセントラルMF。
MF17 小林裕紀
J2リーグ26試合2283分出場1得点
とにかく我々には口を開いてくれなかった。恨み言ではなく正直な感想で、それが来季への自分の宿題になった。どれだけ話しかけても「そうっすね」と素っ気なく、この1年間でまともに話ができたのはホーム東京V戦の前、公式戦で初のセンターバック起用を前にした時だけだった。「ナラさんがフィールドやるくらい怖いんじゃないですか」とは名言だったが、何とか逃げ出そうとするのを必死に捕まえての問答は、5分ももたなかった。渡邉のおばちゃんとは仲睦まじげに話すのに…。くやしい…。楢崎によれば「本当にシャイなだけ」とのことだが、とにもかくにも報道陣泣かせの男、それが小林裕紀だ。
しかし、ベタな表現になるがピッチ上では実に雄弁だった。
(残り 1285文字/全文: 1616文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ