赤鯱新報

【名古屋vs千葉】レビュー:“決戦仕様”のチームで千葉にリベンジ。完成度を増した名古屋は意気揚々とホームでの最終決戦へ。

■J1昇格プレーオフ 準決勝
11月26日(日)名古屋 4-2 千葉(16:03KICK OFF/パロ瑞穂/18,350人)
得点者:45’+2ラリベイ(千葉)61′ 田口泰士(名古屋)66′ シモビッチ(名古屋)86′ シモビッチ(名古屋)90′ ラリベイ(千葉)90’+6シモビッチ(名古屋)
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“決戦仕様”の名古屋を見た。自らの哲学を貫き通すことに全精力をつぎ込んできたリーグ戦の彼らとは、妙な言い方にはなるが、真剣度が違った。一からチームを築き上げてきたとはいえ、もちろん全ての試合に勝ちに行っていたチームだが、それでもスタイル構築とブレない信念がそれに勝る時もあった。同じ一発勝負の天皇杯ですら勝負と試合を同義としてきたシーズンで、初めて見せた現実路線。試合2日前、「いつも通りです。何も特別なことはしていません」と語っていた風間八宏監督の言葉は、良い意味で裏切られた。

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