赤鯱新報

【名古屋vs群馬】プレビュー:重要性を増した“39節2日目”の戦い。ライバルたちを追撃するための勝利を、今季ラスト瑞穂で奪取せよ。

■2017明治安田生命J2リーグ第39節
10月29日(日)名古屋vs群馬(16:00KICK OFF/パロ瑞穂)
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人事を尽くして天命を待つ。この言葉を持ち出すタイミングを考えていたが、ここであえて使うことにする。前節のJ2リーグの結果は自動昇格圏の2位を争うチームにとって、ことに現時点で2位にいないチームにとっては非常にポジティブなものだった。福岡を追う立場である名古屋と長崎は、“標的”の敗戦によってそれぞれ勝点差をゼロと2とし、残り4節では1試合ごとに順位入れ替わりかねない状況を迎えている。前節の殊勲になり損ねたシモビッチは「負けたような気分だ」と長崎との引き分けにしかめっ面を浮かべたが、結果的にはそれほど悪い流れにならずに済んだのは幸運だった。これでなおさらに名古屋は残り全勝を自らに義務付けることになったが、それも前向きに取り組める難関になったのではないか。やるべきことをやれば、あとは他会場の結果が吉報を運んでくるかもしれない。他力本願ではあっても、気の持ちようは実にシンプルで明確だ。

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