赤鯱新報

【赤鯱短信】迫りくる名古屋の夏という“魔物”との戦い。気になるアイツは北海道出身。

後半戦の幕開けとともに、名古屋の辛い季節もその幕を開けようとしている。夏である。まだ梅雨明けしていないにも関わらず、7月4日には練習場でセミの第一声を聞いた。名古屋の夏は蒸し暑い。とにかく不快指数が高い。以前、瑞穂でのナイトゲームでアウェイの記者が玉の汗をボタボタと垂らしているのを見たことがある。こちらはじっとり汗ばむ程度だったのだが。
長年住んでいる者からすればまだ序の口の名古屋の暑さは、しかし移籍してきた選手たちを早くも悩ませているようである。ここまで全試合出場の鉄人・宮原和也も「正直、昨日(4日)と今日の練習は厳しかった…」と顔をしかめた。横浜から来た渋谷飛翔はもっと具体的に違いをこう説明する。

「こっちの暑さにはちょっとやられてますね。湿気がすごくて…。横浜の練習場は高台にあったので風も通ったんですが、ここは少し違います。家でも、横浜ではエアコンなんてつけたことなかったんですけどね。最近はつけないと暑くて寝られないんですよ…」

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