赤鯱新報

【1/22練習場レポート】新体制初のフォーメーション練習に見えたチーム作りの確かな進捗度。「 しっかり動きを作ってボールを引き出して、中央をしっかり意識しようと考えていました」(佐藤寿人)

キャンプインを目の前にして、ようやくチームは10人でフォーメーションを組んでの練習にまでたどり着いた。これが速いのか遅いのかは風間八宏監督のみ知るところだが、こちらとしてはやっと見ることができたという感覚でもある。3バックと4バックを併用し、初の“実戦練習”となったこの日のミニゲームでは、また新たなチームの動きを見ることができた。

2度目のペース走は既にかなり走った後なので、選手全員が疲れた顔をしていた。

2度目のペース走は既にかなり走った後なので、選手全員が疲れた顔をしていた。

午前練習は昨日同様にフィジカルトレーニングがメインとなり、ボール回しを挟んでのペース走も再び行われた。ボール回しの鬼は最後まで残っているとペース走が1本増となってしまうため、選手たちは楽しみながらもかなりヒートアップしてボールを奪い合う。守備側は特に奪い方によってすぐに代われるかそうでないかが決まるため、キャプテンの佐藤寿人を筆頭に「今のはドリブルでしょ!」といった主張を繰り返し、観客席の笑いを誘った。2日連続となるタフな走り込みには選手たちもヘトヘト。ファンサービスを終えて上がってくる際には、またも「キツイ…」と目を伏せる選手が続出した。

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