赤鯱新報

【2016シーズン全選手レビュー】シモビッチ:潜在能力を十分に引き出せなかった、2016年のチーム得点王。


9 シモビッチ
1stステージ16試合出場(1334分)・9得点
2ndステージ13試合出場(944分)・2得点
ナビスコカップ予選リーグ2試合出場(180分)

29試合で11得点という数字はJリーグ初挑戦の外国籍選手としては及第点以上と言えるが、そのポテンシャルを考えればもっと結果が残せたように思えてならない。199cmの長身ながらランニングプレーにもその特長はあり、ドリブル突破も意外に器用だ。アウェイの浦和戦で見せた驚異のパワーシュートなど飛び道具も持っており、持っている能力のうまく引き出せていたかといえば答えはノーだ。プレー的に少々淡白なところがあったのは本人の今後の課題ではあるが、それ以上にチームがシモビッチという武器を使いこなせていなかった。

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