赤鯱新報

【2017シーズン全選手レビュー】深堀隼平:可能性を垣間見せた強心臓のルーキー。来季は突き抜けた存在になれ。

MF32 深堀隼平
J2リーグ2試合60分出場

プロの壁を感じ、爪を研ぎ続けた1年だった。昨季苦しめられた持病の腰痛の状態が思わしくなく、リハビリからのスタートとなったルーキーイヤーは、3月22日のトレーニングが本格的な幕開けとなった。俊足を生かしたドリブルと突破力、そしてシュート力が持ち味の生え抜きFWは、昨年秋の短期キャンプで昇格が決定した苦労人だ。ユースの仲間たちが大学などの進路を決め、同期の梶山幹太はその時点で昇格を決めていた中で、負傷を乗り越えてアピールに成功し、憧れのプロの舞台を踏むに至っている。持っている男なのか、勝ち取った男なのかはわからない。しかし高校2年次にJユースカップ得点王になった能力にはやはり光るものがあり、髙田哲也U-18監督(当時はアカデミーダイレクター)にも、「やっぱり速いね」と評価されての昇格だった。

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