【赤鯱短信】ラストスパートへ向かう名古屋の“魂”は、背番号13に宿る。
「勝ちてえ…」
今から2ヵ月半ほど前、磯村亮太は呻いた。ホームでの甲府戦を前にして、「指なんて一生曲がっててもいい」と言った後の本音だった。文字にするとやや乱暴にも聞こえるため、当時は語尾を少し直して掲載していたが、磯村の偽らざる本心を吐露した言葉としては、こちらの方が正しい。勝利に、勝点に飢えていたチームの中で、育成からの生え抜き最年長はこの上なく悩み苦しんでいた。
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