赤鯱新報

【8/24練習レポート】ジュロヴスキー式は“ゾーン2”へ移行。わかりやすい指導に選手も好感触。「『オレがこれをやれと言っているんだ。それでミスしたらオレのミスだ』って言う。そこまで強く言ってくれれば僕らも思い切ってやれる」(酒井隆介)

「昨日はゾーン1、今日はゾーン2をやった。明日にはゾーン3ができればいい」と語ったジュロヴスキー監督。今日も精力的に声を出し、指示を飛ばし、新システムの中での動きを選手に叩き込んだ。

「昨日はゾーン1、今日はゾーン2をやった。明日にはゾーン3ができればいい」と語ったジュロヴスキー監督。今日も精力的に声を出し、指示を飛ばし、新システムの中での動きを選手に叩き込んだ。

ゾーン1からゾーン2へ移行。何やらカッコいい響きだが、これは名古屋のフォーメーション練習の話。昨日から始まったジュロヴスキー式の4-3-3におけるパス回しの土台部分は、2日目の練習でその段階を一つ上げたのである。

昨日がDFラインの動きを中心としたボールの動かし方だったことを思えば、確かに今日は中盤と前線の動きがそこに加わったことになる。「昨日やったことをやりながら」と指揮官が叫ぶ中、チームはさらなるパス回しの基本ルールを頭に叩き込んでいった。詳しくは書かないが、その基本的な要素はつまり数的優位を作ってパスを回そうというもの。そのために有効な選手の動きを逐一説明しながら、フォーメーションでボールを動かす練習からこの日の練習はスタートしたのだった。

ボールの動かし方、逃がし方をとにかく細かく、熱く指導するジュロヴスキー監督。その明快さは「選手の間からもわかりやすいという声は聞こえてくる」(田口泰士)と評判も上々だ。

ボールの動かし方、逃がし方をとにかく細かく、熱く指導するジュロヴスキー監督。その明快さは「選手の間からもわかりやすいという声は聞こえてくる」(田口泰士)と評判も上々だ。

また今回もポジションには少しの驚きがあった。

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