【赤鯱短信】苦悩する背番号18。失われた2年間を求めて。
このところ、野田隆之介が少しイラついているように見える。練習中も、試合中も、いつもなら建設的な意見を周囲に投げかけ、トリッキーなプレーで攻撃に変化をつけるところが、どこか迷いのあるようなそぶりで精彩を欠いている。昨年8月に実戦復帰し、はや10か月。昨季終盤にも長期離脱を経験した野田にとっては、ほぼ2年間のブランクを乗り越えてのシーズンというのが実のところだ。調子の上下動はあって当たり前、しかしそれに納得していては戦えない。自分のコンディションとも戦いながら、彼は暗中模索を繰り返している。
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