赤鯱新報

【名古屋vs町田】プレビュー:J3の曲者を迎え撃つ天皇杯初戦。若手の可能性と意欲的なチャレンジに期待せずにはいられない。

■第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦
9月9日(水)名古屋vs町田(19:00KICK OFF/名古屋市港サッカー場)
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プレビュー用
一つの大会が終わり、また新たなトーナメントの幕が開ける。120分とPK戦を戦ったナビスコカップの激闘からわずか中2日というタイトな日程の中、名古屋はJ3町田との天皇杯初戦を迎える。試合後中2日でリーグ10節が待つ超過密な1週間の中日だけに、指揮官のチームマネジメントに注目が集まる試合だ。

西野朗監督はこの試合へ向けたメンバー選考について「難しいですよ。当然、バックアップの選手で入ってほしいなという部分はある。ただ単純にトライという部分だけではチャレンジできないところもある」と語る。主力の疲労度は週末へ向けても最大限に考慮すべき要素で、特に中盤から前のメンバーは若手中心の編成になることは間違いなさそうだ。
一方で、J3リーグで現在2位の町田という相手に対する警戒心も低くはない点が、その編成を難しくする。「町田はもちろんスカウティングが試合を見に行って、映像も撮って分析している。J3といってもJ2レベルにあるかなと思っていますね。2位という順位は間違いなく実力があるということで、簡単に勝てるものではないですよ。でも、そこで若手が戦えなければいけないとも思う。J1のチームとして、下のリーグとは若手でも戦えないといけない。ただ天皇杯というのは往々にしてJFLでもJ1トップに勝つことがあるし、その一発にかけてくることで爆発的に力を出してくる。失うものはないし、リスクを負って思い切ったプレーをしてくるところがある」(西野朗監督)

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