福岡にしてやられた前半。殴り合いの後半も組織では崩せず。敵地での熱戦はドロー決着/J1 第12節 vs福岡【レポート】
J1 第12節
5月6日(月)14:03KICKOFF/ベススタ/9,174人)
福岡 1 – 1 川崎
■封じられた前半
試合としては1−1で引き分けており結果としてはイーブンで終了。しかし、試合を通して振り返ってみると、どことなく福岡にコントロールされてしまっていたような、そんな試合だった。
たとえば前半。前節からは8選手を入れ替えた福岡が、高出力の前からの守備を徹底する。目立っていたのがワントップで8試合ぶりに先発のウェリントンの橘田健人への守備。その激しさがわかるのが前半17分の場面だった。ボールを持つ橘田に寄せたウェリントンが橘田の右足を踏み橘田は転倒。その橘田がアップになった16分9秒の映像では右足のスパイクが脱げかけていた。
この場面、ウェリントンが意図的に踏みつけたのかどうかはわからないが、結果として橘田がウェリントンを意識せざるを得なくなったのは間違いない。
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