「川崎フットボールアディクト」

竹内弘明GM、鬼木達監督のサポートを明言。「今は支えていくという立ち位置の中でチーム一丸となってやることが一番」【インタビュー】

15試合を終えて勝ち点16の14位。降格圏との勝ち点差は2という位置に付けているフロンターレの現状については低迷と言っていい。そうした状況の中、5月22日に竹内弘明GMが報道陣の取材に応じた。

竹内GMは、今季ここまでの鬼木達監督の仕事ぶりを労いつつ、引き続いてのサポートを明言。そもそも今季は、日本代表クラスの選手が移籍しており選手の入れ替わりがあるシーズンだった。そうした事情を踏まえ「ある程度メンバーも変わって、難しい立ち位置になるかなというところの課題感は、結構こっちもシェア」して臨んだシーズンだったと振り返る。その上で「もう一回、強いフロンターレ作っていこうよというのでスタート」したシーズンだったと言う。

実際にACL、スーパー杯と連勝したことで「いいスタートを切れて、『今年は!』っていうところで勝ちきれてないから、ちょっとそういった意味では苦しい時期」だと指摘。ただし「フロンターレとしてブレずにやっていくことは明確なので。フロンターレがフロンターレであるために。やっぱり耐えなきゃいけない時期もある」とのことで「今は(監督を)支えていくという立ち位置の中でチーム一丸となってやることが一番かなという状況ではあります」としている。

そんな竹内GMは「点が入っているシーンはめちゃめちゃ強いなというシーンが多い」とする一方で「点の入れられ方」が簡単だとして問題点だと指摘。今季のチーム編成を念頭に粘り強く勝ち点を積み重ねた「2021年とか22年」シーズンの試合運び、すなわち「試合巧者で勝ってきたシーン」つまり「1-0で勝ち切ったり」することもできるチームを目指しているという。

もちろん2020年シーズンのような圧倒的なシーズンが目標の一つであることは間違いないが、そうでないときに微調整できるチームが理想の一つだということであろう。

そんなフロンターレは現状、先制点は5試合連続で奪えており攻撃は改善されつつある。その上で守備については「ディフェンスだけで守備するわけでもない」としつつ「そこはしっかり立て直さなきゃ」と発言。

「1点目取って、2点目、3点目いくのか。我慢するのか。これはマジメントでもそうですし、選手間でもそこはしっかり」意識をあわせてほしいとしていた。

試合の中で試合運びを判断する。そんな強いチームへの脱皮が急がれる。

(取材・文・写真/江藤高志)

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