「川崎フットボールアディクト」

ゼ・ヒカルド「着信が残ってました。すごく嬉しく思います」【コラム】

神戸との富士フイルム杯に先発し、フロンターレデビューを果たしたゼ・ヒカルドが家族からの着信を喜んでいた。

独身のゼ・ヒカルドはフロンターレへの移籍が決まると、ご両親と兄弟と共にリオデジャネイロの海を訪問。

「海とかに旅行に行きました。離れ離れになるので、できるだけ家族と一緒に時間を過ごすようにしていました」

そう家族への思いを口にするゼ・ヒカルドは8人兄弟で、本人は下からは3番目。旅行にはご両親に加え下2人の兄弟、一人のお姉さんと共に6人で行ったという。

家族思いのゼ・ヒカルドなだけに、ブラジルの家族にスーパー杯出場について報告したのか気になったが「着信が残ってました。すごく嬉しく思います」と笑いつつ、改めて折り返すと話していた。

ゼ・ヒカルドはスーパー杯では山内日向汰、瀬古樹と共に中盤でプレー。フル出場で無失点での勝利に貢献した。今季は過密日程が確定しているだけに、実戦の場で実力を示せたことは次につながるはずだ。

「こうしてチャンスを与えてもらえたことを嬉しく思いますし、それをしっかりと結果につなげられたのが良かったなと思います」

そう試合結果を喜ぶゼ・ヒカルドだったが「すごく嬉しい状況の中ですけども、もう終わったので、次のいい準備をしていきたいと思います。とにかく日々成長できるようにやっていきたいなと思います」と気持ちを切り替えていた。

ここからチームの力になってくれることを期待したい。

(取材・文・写真/江藤高志)

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