「川崎フットボールアディクト」

アルトゥール・マイアについて語る小林悠と登里享平【#オフログ】

ACLジョホール・ダルル・ダクジム戦が行われた11月28日は、アルトゥール・マイアの命日だった。マイアは2015年夏にフロンターレに期限付き移籍したが契約の延長には至らず。

【コメント】「そんなにストライカー的な感じではないです。FWにボールを供給するようなイメージです」(アルトゥール・マイア)

ブラジルに帰国したマイアはシャペコエンセに加入。2016年11月28日に、移動のためチーム関係者とともに搭乗していたチャーター便が墜落し、帰らぬ人となった。

その後、フロンターレはマイアの命日には、麻生グラウンドにて掲出しているチームフラッグを半旗にして弔意を示していた。

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そのマイアとプレーした小林悠と、登里享平がJDT戦後にコメントした。

マイアの人間性を褒めていたのは小林。

「マイアは本当に素晴らしい人間だったので。もちろんプレーも上手かったですが、日本にいる時間は短かったですけど、やっぱり謙虚で、ブラジルから来てるんですけど、本当に素晴らしい人間性で、それはすごく印象に残ってますね」

そして会話を繰り返していた当時のことを思い出しながら「人としても、大好きな選手だなって」と口にして「そうですね。悲しさはやっぱりありますね」とさみしげだった。

今回、サポーターが横断幕を掲出し、試合前にチャントを歌い弔意を示したということについては「マイアのことを忘れないことが大事だと思いますし、サポーターも忘れないで居てほしいですね」と口にして「フロンターレの強いところをマイアに届けられるようにがんばりたいです」と述べている。

またノボリは命日を把握した上でのプレーだったという。

「本当にそのことは頭に入ってましたし、やっぱりこれからも共にというか、しっかりと一緒に戦ってくれていると思うので」

そして小林と同じようにフロンターレの良いところを見せ続けたいとしていた。

「しっかりとフロンターレの良い姿を見せ続けたいですし、やっぱりそういうところがやっぱり大丈夫になってくると思います」

(取材・文/江藤高志)

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