「川崎フットボールアディクト」

川崎U-18最終節の応援のお願い/12月3日、プレミアEAST尚志戦@等々力【#オフログ】

■残った可能性

12月3日に等々力で行われる川崎U-18のプレミアEAST最終節が優勝の可能性を残した状態で行われる。この日はトップチームの最終節、アウェイ鳥栖戦と同日になるが、鳥栖に遠征されないフロンターレサポーターの皆さん、よかったら等々力にて川崎U-18の背中を押してあげてほしい。3年生にとってフロンターレアカデミーのラストマッチになるかもしれない一戦だということで、ぜひ見届けてほしい。

気持ちのこもった試合をしてくれることは保証できるので。

なお、プレミアEAST最終節の対戦相手は尚志高校で、川崎U-18と勝ち点で並ぶ実力校。得失点差で川崎U-18が上回っており3位につけているが強豪であることに変わりはない。

勝点 得点 失点 得失点差
首位 青森山田 48 52 25 +27
2位 川崎U-18 46 56 15 +41
3位 尚志 46 44 19 +25

この試合、川崎U-18が勝利し、青森山田が引き分け以下であれば川崎U-18が逆転優勝。ただし尚志も、1)川崎U-18に3点差以上を付けて勝った上で青森山田が引き分けるか、2)青森山田が敗れ、かつ川崎U-18に勝利することで逆転優勝できる。
最終節の2位3位対決ということで、日程くん顔負けの大一番ということになる。

なお、EASTの優勝チームは12月10日に埼玉スタジアムで行われるプレミアリーグファイナルに出場。WESTの優勝チームと日本一の称号をかけて戦うことになる。

この尚志戦に向けたコメントを長橋康弘監督と、江原叡志、髙橋宗杜、土屋櫂大、柴田翔太郎の各選手から聞けたので紹介したい。なお、取材時点では青森山田の結果が出ていないため、そうしたコメントになっている。ちなみに青森山田は取材日翌日の試合を2-2で引き分けた。

監督、選手の言葉が刺さった方はぜひ拡散していただき、アウェイの鳥栖に行かれないサポーターを等々力に集める手助けをお願いしたいと思う。

どうか力を貸してください。よろしくお願いします。

◯長橋康弘監督

「優勝の可能性があるかないかっていうのは、明日(26日)の青森山田の結果によるんですけれども、ただ私らはもう一つ、サポーターの前でできるということ。そこに対してとにかく1年間積み上げてきたフロンターレらしいサッカーを、素晴らしいチームの尚志相手にどれぐらいできるかということをチャレンジしていきたいと思います」

◯江原叡志

――来週がアカデミー生活の集大成になりますが、そこに向けてはどうでしょうか?
「まず明日の山田の結果試合なんですけど。そこは信じるしかないんで。で、あと1試合なんですけど、ファイナルに行けるように。そして等々力でやれるので。みんなでフロンターレらしいサッカーをして、勝ちたいなって思います」

――最後の等々力に向けて、サポーターのみなさんに一言ください。
「たくさんの応援が、最後まで自分たちが走れる力になりました。最後の等々力もファイナルに向けて絶対に勝ちたい試合なので。自分たちも、フロンターレらしいサッカーを見せるので。ぜひ力を貸して欲しいです。応援、よろしくお願いします」

◯髙橋宗杜

――もう1試合、最後にやりたいことは?
「やっぱり続けて今日のような試合ができれば、個人としてもチームとしても絶対勝てると思うので。優勝信じて、やるだけだと思います」

――中学生からフロンターレに入って、あと少しでフロンターレでのアカデミーでの生活が終わるので、思うところがあると思いますが、どうでしょうか?
「やっぱりジュニアユースもすごい試合に関われていたかって言われたら、そんなに出てなかったので。ここに来て、最後の1年ですごい試合に関わらせてもらって、活躍できて。すごい嬉しいですし、あとちょっとしかないですけど、このメンバーで戦えること、なんか噛みしめながら頑張りたいなと思います」

――この6年間で成長したって感じるところはあるのでは?
「やっぱりジュニアユースで入ってきて、一番下手な状態で入ってきて。今も一番下手なんですけど、何か、すごい上手くなれたなって思う瞬間が何回もありますし。すごい育ててもらいました」

――最終節に向けては?
「今回勝てて、次回も自分たち、優勝を信じて応援していただきたいと思いますし、自分達も優勝を信じて一生懸命サポーターの方のために戦うので。次回も応援していただけたらなと思います」

◯土屋櫂大

――サポーターの方に最終節に向けて一言お願いしてもいいですか。
「今日もあれだけの、多くのサポーターが駆けつけてくれて、あんなに声も出してくれて。自分たちの本当に力になったので。改めて川崎フロンターレはすごいなって思いましたし、ホーム最終戦。ラスト、来週にありますけど、その試合も多くの人が駆けつけてくださったらありがたいと思います」

◯柴田翔太郎

――最終節に向けての意気込みはどうでしょうか?
「今日勝ったことで山田にプレッシャー与えられたと思いますし、もう僕たちは信じるしかないので。まだみんなとサッカーしたいですし、去年ファイナルで負けて悔しさっていうのも味わっているので。やっぱこのメンバーで最後EASTを獲って、ファイナル優勝したいなと思っています」

――そのためにも鳥栖に行かないサポーターのみなさんは是非来てくださいって感じですかね。
「そうですね。はい(笑)。アウェイの山田の時はトップの天皇杯アビスパ戦とも重なってたんですが、その時にも何人かの人が駆けつけてくれたので。本当に自分たちの力になりますし。それをピッチで示せる、感謝を示せる場が自分たちにはあるので。そういうところで恩返ししていきたいなと思います」

――今日、久しぶりのフロンターレでのサッカーでしたが、それはどうでしたか?
「やっぱワールドカップに行ってる時もフロンターレの結果は気になってましたし。本当にここのクラブでの練習であったり、みんなの支えがあったから自分はワールドカップに行けたと思ってるんで。少しでも大きくなった姿っていうのをここに帰ってきて見せたかったですし、この間のFC東京戦(11月18日 2−0で勝利)も、居るメンバーで勝って繋げてくれたので。今度は最後、本当に最後ですけど、自分がちょっとでも力になれればなと思って、今日の試合は楽しみながらやれたかなと思います」

――サポーターの方に一言お願いします。
「本当に最終盤だと思うので。自分たちは今日みたいなサッカーをして、勝ち続けて、絶対ファイナルまで行けるって信じてるので。熱く声援を送ってほしいですし、次は等々力になるので。等々力で優勝を決められたら最高だなって思うので。それに向けて本当に自分たちは戦うので。そこを見てほしいなと思います」

(取材・構成・写真/江藤高志)

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