「川崎フットボールアディクト」

足をつらせた車屋紳太郎と仲川輝人のマッチアップ【コラム】

勝利したFC東京戦後、車屋紳太郎が取材対応していて、ホッとした。1点差のまま迎えた試合終盤。車屋は何度かピッチに座り込み、足を伸ばしていた。結果的に87分に交代するに至るが、悪いイメージしか湧かなかった。同じように足を気にし、76分にベンチに下がっていたアウェイの神戸戦の記憶があったからだ。この16節の神戸戦は試合後に車屋に取材しようと声がけしたが「すみませんと」断られてしまっていた。リリースは出なかったが、その後ケガが判明した。

つまり、取材対応できるということはケガではないということ。その事実に胸をなでおろしつつ、足をつらせた試合展開について少し話を聞かせてもらった。車屋は湿度の高さに言及。またこの試合から実戦投入された守備システムの負荷もその理由としてあげていた。

そんな車屋の取材対応中、通りすがりの仲川輝人が挨拶代わりに軽く車屋の背中に触れて素通りしていった。勝手知ったる者同士のあっさりとしたリスペクト込みのやり取りを清々しい思いで見届けつつ、その仲川とのマッチアップも、車屋の足を追い込む一因になったのではないかと聞いてみた。

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