「川崎フットボールアディクト」

諦めない気持ちとチーム全員で掴んだ逆転勝利。そして悔やまれるGS敗退/ルヴァン杯GS第6節 vs湘南【レポート】

ヴァン杯GS第6節
6月18日(日)(18:03KICKOFF/レモンS/10,374人)
湘南 2 – 3 川崎

■諦めない気持ち

高井幸大がポツリとつぶやいた。

「やっぱサッカーって諦めちゃいけないなと思いました」

高井が言うところの諦めない姿勢の一つが0−2からの逆転劇。試合終盤に3点を奪い逆転した試合展開は諦めなかったからこその結末だった。遡れば高井はU20W杯で2試合連続逆転負けを経験しており、そんな高井だからこその言葉にも思えた。

遠野大弥の決勝点も諦めない姿勢の現れ。後半90+4分の決勝点は、相手DFに当たったことでGK富居大樹の手の上をふわりと超える弾道に。シュートを打つことで何かが生まれることがある。それがラッキーゴールであろうとも、諦めなければ何かが起きるという実例だった。

唯一起きなかった奇跡が他会場の結果。清水対浦和が引き分けて終わった時点で今季のルヴァンカップは終了となったが、他の2組で必要だった結果はいずれも満たせておらず、結果的にグループ2位になっていても突破は叶わなかった。積み重ねてきた結果が、悪すぎた。

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