「川崎フットボールアディクト」

松長根悠仁、デビュー戦で堂々とプレー。瀬川祐輔、移籍後初ゴールで同点決着/J1 第3節 vs湘南【レポート】

J1 第3節
3月4日(土)(13:03KICKOFF/等々力/21,171人)
川崎 1 – 1 湘南

■デビュー戦

松長根悠仁がプロデビューした。負傷したジェジエウに代わり56分にピッチに。アクシデントによる交代だったこともあり、急な出場になった松長根だったが良い働きだった。その松長根には出場時、指示がしっかり伝わっていなかったという。

「左って言われて」いたと話す松長根は、当初センターバックに入るつもりでいたという。負傷したのがセンターバックのジェジエウで、さらには大南拓磨は左右どちらでもこなせるという側面もあった。またユースでは左のセンターバックでプレーしており、「センターバックをやるのかなと思ってた」のだという。結果的に松長根は左サイドバックに入るのだが、どこに入るのかがしっかり伝わっていなかったという点で、出場までのドタバタ感が伝わる部分だった。

その松長根は、ピッチでは堂々たるプレーぶりを見せる。ポジションを前に上げて攻撃に関わり、意外性のあるパスを選択するなどして等々力のサポーターをわかせた。卒業式を3月10日に控えている現役高校生とは思えないプレーぶりだった。

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