「川崎フットボールアディクト」

フロンターレ一強時代の終焉が示唆される辛勝/J1 第1節 vsFC東京【レポート】

J1 第1節
2月18日(金)(19:05KICKOFF/等々力/17,544人)
川崎 1 – 0 FC東京

■マルシーニョを走らせる

これはタフなシーズンになるぞと、そんなことを痛感させられた多摩川クラシコだった。

序盤こそ相手のミスに乗じペースを握ったフロンターレではあったが、そのチャンスの多くはマルシーニョをFC東京の右サイドバックの裏に走らせて作ったもの。チャナティップや大島僚太、車屋紳太郎といった選手が繰り出すロングレンジのパスが起点となっていた。

序盤のフロンターレの狙いは明らかで、右SBの渡邊凌磨と右CBの木本恭生の間にマルシーニョを走らせてラインを突破。新加入のCB2枚を主軸とするFC東京の最終ラインを押し下げて、プレスを緩めさせようというものだった。

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