「川崎フットボールアディクト」

2019年とよく似た5連戦でスタート。三連覇とACLのダブルタイトルなるか/J1 第1節 vsFC東京【プレビュー】

■ポイント1「勝負の5連戦」

鬼木達監督は、多摩川クラシコで始まる2022年シーズンのリーグ戦について、冒頭の5連戦を重視する発言を残している。

「やっぱりすごく重要な5つだと思ってます。本当に選手にも話しましたけど。奇しくも19年のね、ところと同じような対戦相手が数多くあります。そういう意味で言うと、自分の中ではすごく、この5つっていうのはね、こだわりがあります」

今季のリーグ戦の冒頭の5試合は以下の通り。

2022年
2月18日 第1節 vsFC東京@等々力
2月23日 第9節 vs横浜FM@日産
2月26日 第2節 vs鹿島@カシマ
3月2日 第10節 vs浦和@等々力
3月6日 第3節 vsG大阪@パナスタ

鬼木監督が口にした2019年の冒頭の5試合は以下の通り。

2019年
2月23日 第1節 vsFC東京@等々力 △0-0
3月1日 第2節 vs鹿島@等々力 △1-1
3月10日 第3節 vs横浜FM@日産 △2-2
3月17日 第4節 vsG大阪@等々力 ●0-1
3月31日 第5節 vs松本@サンアル ○2-0

2019年は、フロンターレが三連覇を目標に掲げたシーズンで結果的に4位に終わったシーズンで、12引き分け中ホームで9引き分けを喫するなど勝ち切ることの難しさを痛感させられた一年だった。

改めて19年の開幕5連戦を見直すと、このシーズンに17位でJ2に降格した松本以外には勝てておらず、三連覇を逃したシーズンを象徴する苦しい序盤戦となっていた。そして、その2019年シーズンと今季とでは松本と浦和が入れ替わっただけで、よりタフな5連戦だということが言える。

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