「川崎フットボールアディクト」

意識し続けた優勝が目前に。まずは勝ち点3を/J1 第34節 vs浦和【プレビュー】

次節にも優勝が決まる状況となったが、その浦和戦に向けて以下の点について論じていきたい。

ポイント1「優勝を意識してきた一年」
ポイント2「選手の立場」
ポイント3「いつもと同じく、攻撃的に」
ポイント3「優勝条件」

■ポイント1「優勝を意識してきた一年」

この浦和戦は優勝が意識される状況での対戦となっている。通常とは違うテンションの試合になるのではないかということで、特別に意識することがあるのかを鬼木達監督に聞いてみた。

「自分のフィーリングの所になってしまいますけども、一週間を過ごしてる中で、もしくはこの試合当日のミーティングの時に、平常心の方が大事だなと思えば、そういう話をしますし、そうじゃないなと思えば、違うところを話す」のだとする鬼木監督は「実際に自分がミーティングをするときに、最初から決めてるって言うわけではないので。本当に状況を見ながらっていうものが、自分の中で正解だと思ってはやっているんですけども」と述べている。

選手たちの様子を見つつ、その時々で働きかける言葉を変えるというのだから観察眼の鋭さが透けて見える話だが、ではこの浦和戦はどちらの立場なのか、合わせて聞いてみた。

「平常心、ではないと思ってます」と話し始めた鬼木監督は、その意味するところについて次のように説明してくれた。

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