赤鯱新報

見据える福岡との戦い、見直す現状の最適解。活気あふれる戦術練習に、チームの意気込みを感じた。「ゲームをコントロールして、そこの、前の個との共鳴をどんぐらいできるかっていうのは勝負」(山田陸)【10/8練習レポート】

メディアに公開されたこの日のトレーニングは15分ほどのミーティングの後、長谷川健太監督の掛け声とともにジョグからスタート。いつも通りに永井謙佑が、吉村圭司コーチと話しながら先頭を走る。

長谷川健太監督が来季の契約を更新したことがそうさせたのか、しかし現状に足りないものを補えばそういう選択にもなってくると納得もできる。福岡とのルヴァンカップ準決勝を3日後に控えたこの日のトレーニングは報道陣に公開され、その中でチームはかなり濃密な戦術練習を行なって連係や共通意識を高めた。なかなか勝利が遠い中では大小さまざまな変化は試行錯誤として不可欠のものであり、一番シンプルな変化といえば選手の入れ替えというのは当然のこと。報道陣に公開されたということはほんのさわり、ということを差し引いても指揮官は大胆な策に、次戦の勝敗を懸けて乗り出してきたといえそうだ。

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