赤鯱新報

“準”練習試合の25分ハーフ紅白戦で見せた彼らの熱気、気迫、迫力。「こうやって一つひとつ経験しながらチームとしてどう振る舞っていくかを共有していけば、キャンプもチームも良いものになる」(稲垣祥)【1/20沖縄キャンプレポート】

アップを30分で仕上げ、行なわれたのは何と25分ハーフの公式戦。その長さの紅白戦はなかなか見ないが、指揮官曰く「最初は45分一本でやるつもりだった」とのこと。

11日目、一次キャンプ最終日はもしかすると、いや確実に、このキャンプ中で一番厳しいトレーニングが待ち受けていた。ゆったりとした入り方からさあ次は何かなと思った瞬間、長谷川健太監督の口から出た言葉は「25分ハーフで!」。ここ2日間ほども制限付きではあったとはいえ、フルコートのゲームをやってきたその後に、“ガチ”の紅白戦を25分2本という言葉にはなかなか耳を疑った。指揮官は「え? そう?」と平然としていたが、終わった後の選手たちの表情は充実感と疲労感のダブルで歪んでいた。しかし一次キャンプという位置づけを思えば、ここである程度の長い時間を、しっかりとゲームで経験しておくことは確かに必要とも言える。

(残り 2870文字/全文: 3317文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3 4
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ