赤鯱新報

【鳥栖vs名古屋】プレビュー:バブルの中での敵地戦も名古屋の意欲に陰りなし。過酷な日々の終わりを勝利で彩れるか。

■明治安田生命J1リーグ第20節
7月17日(土)鳥栖vs名古屋(19:00KICK OFF/駅スタ)
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雨にも負けず、風にも負けず、コロナ禍における隔離生活にも負けず。そして名古屋は因縁の相手、鳥栖に勝つべくバブルを通して鳥栖へと乗り込む。前日練習を終えたチームはバスに揺られて空港へ向かい、別導線を使ってチャーター機へ。九州へ渡ってまた別導線でホテルへとバスで向かい、隔離生活を続けて鳥栖戦へと備える。社会と断絶された1ヵ月間の過ごし方は人それぞれ。ストレスを感じる者もいれば、ビデオ通話を常時接続し、日本の自宅とタイのホテルをデジタル的につなぎ続けた吉田豊のような猛者もいる。それでも「持ちこたえています」というレベルなのだから現場の苦労は推して知るべし。「立ち向かってくれている」というフィッカデンティ監督の言葉に誇張はなく、それだけに総仕上げとなる鳥栖戦へのモチベーション、ある種の“飢え”は、相当なものだと期待もしてしまう。

準備は整っていると指揮官は断言した。

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