赤鯱新報

【4/23練習場レポート】着実なベースアップを感じる敗戦翌日のトレーニングマッチ。「昨日の試合はマジで出たかったですよ。ひっくり返すイメージはできていましたから」(杉本竜士)

自分がどのポジションで、あるいはどの長所を使って監督の目に留まろうとしているのか。それが実によく理解できる90分間だった。FC伊勢志摩を迎え、一般非公開で行われた練習試合で名古屋の“セカンドチーム”は4-1の勝利を収めたが、大前提である勝つことをしっかり押さえた上で見せた彼らのパフォーマンスは、実に興味深いものとなった。

前日の山口戦では4バックでスタートし、巻き返しのために3バックに戻した風間八宏監督は、この日も3-4-3の布陣を採用。3バックにはワシントンと磯村亮太、そして4節の水戸戦後に治療に入っていたシャルレスを起用し、3トップにはフェリペ ガルシアと杉本竜士、そして山口戦の前半28分で無念にも交代させられた杉森考起を並べた。中盤には小林裕紀も古林将太もおり、ラインアップはかなり豪華な面々となったあたり、このチームの層の厚さを改めて感じさせるトレーニングマッチでもあった。

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