赤鯱新報

【1/20練習場レポート】基礎技術、そしてディフェンスの原理を再確認した1日。「数的不利を言い訳にしない守備を後ろとしてはやっていこうということなのだと思います」(大武峻)

始動5日目にして、最も風間八宏監督の激しい声が聞かれた練習となった。攻撃面で物足りなくて怒ったわけではない。守備の局面でよりアグレッシブにボールを奪いに行くための、猛ゲキの声である。

ウォーミングアップ的に行われてきた7対4だが、今日は風間八宏監督からリマインドが入った。慣れてきたからこその基本の徹底は実に効果的だ。

ウォーミングアップ的に行われてきた7対4だが、今日は風間八宏監督からリマインドが入った。慣れてきたからこその基本の徹底は実に効果的だ。

午前は昨日と同様にTRXも使った体幹トレーニングがピッチで行われ、そこに別組が合流する形で練習がスタート。練習メニューはここまでとほぼ同様の内容だったが、今日は風間監督のリマインドの作業が比較的多かったように感じる。選手たちは「だいぶ体が慣れてきた」(宮原和也)と新監督の練習メニューへ順応してきた感があったが、慣れたからこそ練習の目的と意図を再確認する必要があったのだろう。「ボールが動いている間に見ておくこと」という風間監督の言葉や、ボールの受け方の基礎練習の反復など、ここまでの4日間のおさらいがメインの1時間15分となった。

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