赤鯱新報

【福岡vs名古屋 試合中止コメント】永井謙佑「受け止めながら、何か協力できることはやっていかないと」大武峻「益城町の出身の友達もいるんで、そのあたりは心配です」


●永井謙佑選手
Q:夜中の地震でしたが、やはり目が覚めましたか?
「起きましたよ。そこから寝てないです。夜中のうちに余震もけっこうあったから、試合があるとは思ってなかったです。それどころじゃなかったよね」

Q:そこからはずっと地震の様子を見ていたわけですか。
「地震、そうですね。嫁の両親も九州にはいるし、いろいろ連絡取りながらですね。大丈夫でした。けっこう他にも知り合いは多いですからね、九州は」

Q:精神状態としては何とも想像しにくいところですが…。
「受け止めながら、何か協力できることはやっていかないと。名古屋にいたらなかなかわからなかったことだったと思うし、こうやって福岡にいるからどういう状況かはわかることができるけど。揺れも揺れで激しかったし…」


●大武峻選手
Q:地元に帰ってきて、この状況です。どのような心境ですか。
「そうですね、こんなにひどくなるとは思ってなかったので。しかも熊本だけじゃなくて、僕の地元の福岡もけっこう揺れたので。早く地震が収まることですべてが復興へ向かっていってほしいです」

Q:夜中はやはり地震で起こされましたか。
「いや、1回は3時ぐらいに起こされたんです、揺れてるな、と。でもその時点では『ここで起きて、寝れずにコンディションを崩すのも良くないな』と思って、そこは寝ることにしました。でも起きたらみんながざわざわしていたので驚きました」

Q:ではそれから親戚や友人と連絡を取ったわけですか。
「そうです。僕の周りの人たちは大丈夫でした。でも熊本出身の友達もいますし、(今回の地震で最も大きな揺れがあった)益城町の出身の友達もいるんで、そのあたりは心配ですけど」

Q:明日からの練習も、難しい心境で入ることになりますね。
「そうですね、サッカー界だけでなく日本全体で支えていかなければいけないと思うんですけど、僕らはサッカーで皆さんに感動を与えるとか、そういうことしかできないと思うので。次の試合に向けて、しっかり良い準備をできればと思います」

reported by 今井雄一朗

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