赤鯱新報

【6/19練習レポート】矢野貴章は離脱も、チームの仕上がりは上々の模様。(1519文字)

永井謙佑が戻り、矢野貴章が離脱。両サイドのキーマンに明暗が分かれる中でスタートした前日練習は、雰囲気自体は良好だった。

練習場に着いてみると、作戦ボードを前にして、西野朗監督が永井謙佑や大武峻、竹内彬などを交えてなにやら話している。そこにノヴァコヴィッチが登場すると、永井が「ノヴァ、来て!」と輪に入るように促した。チームの中心選手たちが揃った青空ミーティングの正体はセットプレーの確認だった。昨日の非公開練習の最中、矢野が脚に違和感を訴え離脱。指揮官曰く「1度強の肉離れ」とのことで、しばらくは治療に専念することになるとのこと。右サイドとセットプレーでこれ以上ない存在感を発揮していた選手の不在は明日の柏戦でも大きな影響を与えそうだ。

セットプレーの確認

練習開始前に西野朗監督がノヴァコヴィッチや永井謙佑、大武峻、矢田旭、竹内彬らを集めて何事か青空ミーティング。内容はセットプレーの確認だったそう。

トレーニングは試合前日の定例通り、軽いメニューで早々に終えられたが、ピッチには見慣れない顔が2つ。一昨日に施設見学に訪れ、昨日と今日の2日間で練習参加をしていた明治大の和泉竜司と高橋諒だった。来季の獲得が噂される大学サッカー界の逸材2人は、さすがの高い技術を垣間見せつつ練習をこなし、西野監督からもまずまずの評価を受けた模様。練習後にはにこやかに報道陣の質問に答えた。

和泉竜司,高橋諒

昨日から練習参加している明治大の和泉竜司(左)と高橋諒。西野朗監督も「キラキラっと輝くものは持っている」と評価する逸材たちだ。練習後、和泉は「直感で決めますが、明治大の先輩がいるのは心強い。一緒にやりたい気持ちは強い」と話し、高橋も「雰囲気の良いチームです。グランパスは大卒の選手も多いし、チーム選びの参考になります」と語るなど、好感触のようだった。

(残り 877文字/全文: 1759文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ