赤鯱新報

【5/27練習レポート】川又が右ひじを痛めてチームはヒヤリ…。西野朗監督が本気を出し始めた練習は、居残り練習まで熱のこもったものになった。(2015文字)

前日に続き確実に30度超えしていたこの日の練習場。給水はこまめに行われた。また風邪で前日の練習を休んだノヴァコヴィッチ(写真右)も元気に復帰していた。

前日以上の暑さとなった午前練習では、前日に引き続きフォーメーションを中心に山形戦への準備が進められた。アップからいったん攻撃側と守備側に分かれてトレーニングの強度を上げていった後、チームはハーフコートの大きさで前日同様の布陣での紅白戦を行なった。

トップチームのセットプレーの守備から始まった練習は、セットプレーを何本か連続して挟んで行われ、スペースの狭さからプレッシングの強度も高いものとなった。山形について矢田旭は「相手はハイプレスで来ると思うし、セットプレーの良いキッカーもいる」と話しており、ただ負荷が強いだけでなく、試合に即した練習でもあったようだ。この日はボランチを小川佳純と矢田旭が一貫して務め、連係を高める作業に没頭。小川の守備力についても西野朗監督は「ポジショニングだけ。声は出るし、逆にボランチの位置で生きると思う」と事実上のゴーサインを出した。

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