赤鯱新報

【名古屋vs仙台】プレビュー:主力が不在の今こそ強引さを押し出す“Bプラン”確立のチャンス。ナビスコ連勝は力強さで奪い取る。(1923文字)

■Jリーグヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第2節
3月28日(土)名古屋vs仙台(14:00KICK OFF/瑞穂陸)
ホームゲームイベント情報(名古屋公式)
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“4度目の正直”なるか。ここまで公式戦4試合を戦う中で、勝利を得られたのはナビスコカップ初戦の川崎F戦のみ。他は昇格組の松本を含め、甲府、鹿島といずれもセットされた相手の守備ブロックの前に苦戦を強いられてきた。今回、ナビスコカップで迎え撃つ相手はメンバーが大幅に入れ替わった仙台。しかし監督は代わっておらず、手堅い守備を基本とするのは今季も同じだ。アウェイということもあり、仙台が専守防衛の構えをとるのは必至であり、昨季も課題としていたポゼッションや遅攻を含む、守りを固めた相手への対処法に、そろそろ答えを見出したいところだ。

だが、対処法以前に解決すべき問題が名古屋にはある。嬉しい悲鳴ではあるのだが、前線の核となる選手が代表戦により不在なのである。永井謙佑と川又堅碁が日本代表に招集され、同様にノヴァコヴィッチもスロベニア代表としてヨーロッパ選手権予選参加のため日本を離れている。リーグ鹿島戦のスタメン3人というだけでなく、その高い個人能力がそのままチーム戦術ともなっていた主力の不在には、百戦錬磨の西野朗監督も「使えるメンバーの中でどう考えるか」と頭を悩ませる。

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