「川崎フットボールアディクト」

続く立ち上がりの失点とリスク管理の甘さ。光明は見えたが、課題山積の敗戦/J1 第2節 vs磐田【レポート】

J1 第2節
3月1日(金)(19:04KICKOFF/U等々力/20,316人)
川崎 4 – 5 磐田

■続く、立ち上がりの失点

気をつけていたはずではあるのだが、この試合も前半開始早々の6分に失点。フロンターレにとって公式戦3試合連続の開始10分以内の失点となった(ACL山東戦、前半8分。J1湘南戦、前半7分)。

「ここ何試合か入りのところで失点してしまって。試合前も入りは集中だぞと、ディフェンスラインで話してたので」

そう話す佐々木旭は「そこでまたやられてしまって。うまく切り替えられずにというか、引きずってしまって2失点目してしまって」と話す。気をつけていただけに、序盤の失点がチームの重荷になったという。

また脇坂泰斗は「早い段階の失点なので。それは相手からしたら、守りやすくなりますし、自分たちは取りに行かなきゃいけない。その力を利用されたりもします」と先制点を奪われたデメリットを口にして「先制点というところは、今シーズン、ずっとキーになってくるポイントではあると思うので。同じ失敗を何回もやっているので。そこは絶対に改善しないといけないなと思います」と今後に目を向けていた。

失点後、フロンターレは前に圧力を掛けて反撃を試みている。マルシーニョを走らせて左サイドから磐田を圧迫。15分頃からは佐々木旭がポジションを内側に取り始め、中盤がフレキシブルに変形を始めた。

■偽サイドバック

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