「川崎フットボールアディクト」

反撃ムードを高めた小林悠の一発と土壇場のPKでドロー決着/J1 第32節 vs京都【レポート】

J1 第32節
11月12日(日)(14:03KICKOFF/等々力/19,084人)
川崎 3 – 3 京都

■小林悠の一撃

前半終了間際の連続失点で前半3失点。展開としては最悪に近かったが、そんな中、後半に向けて反撃ムードを高めてくれたのが小林悠だった。

前半45+5分。前半終了間際のCKが流れたところからの一発だった。

ポイントはファーサイドでボールを受けた宮代大聖の個人技。相手ディフェンダーを一枚剥がす強気な仕掛けと、精度あるクロスが小林を捉えた。

このクロスを「イメージ通り」だったと話す宮代は「悠さんとバフェが見えたんですけど、悠さんの方にうまく合わせて、決めてくれたので良かったです」と説明。ディフェンダーと入れ替わったあとの落ち着きが大きかった。

ゴールを決めた小林は「タイセイが本当にうまくかわしてクロスを上げてくれたので。自分はフリーでしたし、そんなに難しいシュートではなかったです」とコメント。小林はこれがJ1通算139得点目で、三浦知良に並ぶ記念碑的な得点だった。しかし、淡々とゴールを振り返ったのはチームが勝てなかったから。とは言え、悪い流れを後半に持ち越さずに済んだのはこの一発があったからで、大きなゴールだった。

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