「川崎フットボールアディクト」

自滅危機を自己解決。敵地での4ゴールでACL3連勝/ACL2023-24 GS第3節 vsパトゥム【レポート】

ACL2023-24 GS第3節
10月24日(火)(19:01KICKOFF/パトゥムターニースタジアム/6,998人)
パトゥム 2 – 4 川崎

■ハマらない前半

策士、策に溺れかけた、と言うと言い過ぎだろうか。

アウェイで行われたACL第3節のパトゥム戦は、前半14分に遠野大弥が先制点を奪ったあとにシステムを変更。4-4-2でパトゥムの攻撃を受け止めることを狙った。

その一因として序盤にパトゥムにボールを持たれる時間を作られていたという試合展開がある。鬼木達監督とすれば、よりセーフティに試合を進めたいとの思惑があったものと思われる。ところがこの変更に選手たちが対応しきれず、守備が十分に整理できない状況に陥ってしまったという。

脇坂泰斗はこの現象について「1点取った後の追い方っていうところで、(前線の)3枚のところから2枚(レアンドロ・ダミアンとマルシーニョ)にしたところで、ちょっと後手にというか、追い方が整理されてないような感じで、ボールホルダーが浮いている分、後追いになってしまって」苦しめられたと話す。

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