積極性で押し切った4得点。復調の足がかりに/J1 第21節 vsG大阪【レポート】
J1 第21節
7月9日(土)(19:03KICKOFF/等々力/12,987人)
川崎 2 – 1 G大阪
■決定力不足解消の第一歩
決定力不足に悩まされてきたことが嘘のような大勝だった。
マルシーニョを縦に走らせたチャナティップの縦パスの時点では、まだ何が起きるかは想像できなかったが、そのパスに追いついたマルシーニョが想像外のタイミングで入れたクロスにまず驚かされた。ノートラップ、かつ右足アウトでの絶妙なクロスで、三笘薫のそれを彷彿とさせる完璧なラストボールでレアンドロ・ダミアンがこれを押し込んで先制点となった。
G大阪の守備陣にしてみれば、予測よりもかなり速いタイミングでのクロスだったはず。ただダミアンだけは分かっていた。練習でやっていたからだ。
「練習の中でもあのようなシーンはすごくやっていたので」
三浦弦太と昌子源の予測の上を行く連携だった。
(残り 3601文字/全文: 3969文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ