レアンドロ・ダミアン「平和が一番であることが、誰もがよくわかってること」【コラム】
G大阪戦(2022年3月6日)でのことだから、3週間以上前の話になる。
ゴールを決めたレアンドロ・ダミアンが、鳩のゴールパフォーマンスで反戦平和を訴えていた。ずっと聞きたかったそのことを、C大阪戦を前に3月31日に取材対応してくれたダミアンに質問することができた。
反戦平和のメッセージだったのか、ダミアン。#NoWar #Ukraine pic.twitter.com/Gtm1B0QsRR
— 江藤高志 (@etotakashi) March 6, 2022
「平和が一番であることが、誰もがよくわかってることですし。自分が、あのようなパフォーマンスをすることによって、少しでもいろんな人にメッセージが伝わることが出来ればなという風に思います」と話し始めたダミアンは現在もウクライナで続く戦争で、多くの方々の人命が失われていることに心を痛めていた。
現実に戦争が続いている一方で「自分たちに、今この時点で重大な問題が降りかかってはないですけども」と話すダミアンは、あのパフォーマンスの理由を次のように説明してくれた。
「今、平和な生活ができる中で、じゃあ何が彼らに、ウクライナの人たちに届けられるかできるかっていうところも、すごく重要だと思いますし、一人一人がそのような思いを持って、彼らのことを考えて、何が必要なのか、何ができるかっていうところで、あのようなパフォーマンスをしました」
そして一人でも多く、あのパフォーマンスが戦地に届き、そして誰かの心を癒やすことになるのならば引き続き続けたいとしていた。
「結果としてどのように直接繋がるかわからないですけども。それが本当に、一人でも多くの方々の気持ちでも癒やすことができれば、引き続きやっていきたいなという風に思います」
C大阪戦に関してダミアンは、2020年の11節の試合から4試合連続得点中。昨季は2試合とも2得点と相性は良い。だからといって「やりやすいとか、そういうイメージもないです」と話すダミアンは「セレッソさんも本当に素晴らしいクラブで、いつも対戦する時は、難しいゲームになるという風に感じています」と発言。だからこそ「セレッソさんをリスペクトしなければいけない」として「本当に自分ができることをやっていきたいなっていう風に思います」と話していた。
G大阪戦後ダミアンはゴールを決められていないが、このC大阪戦ではゴールパフォーマンスが見られるだろうか。
(取材・構成/江藤高志)