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ピンチを凌ぎつつ無失点で後半を乗り切る/J1 第31節 vsFC東京【速報レポート】

■息詰まる殴り合いを経てダミアンが先制点。1−0で後半へ
ともに強度の高い守備を掛け合った前半は、ミスで攻撃が中断するような印象の試合展開に。

ボールを失うのはボールを保持する力がないというよりも、守備の意識の高さによるものと思えた。

そんな展開の中でもお互いに守備をかいくぐり、ゴール前にまでボールを運ぶところはさすが。前半30分頃からFC東京が連続で決定機を作る一方、フロンターレは積極果敢にゴール前に人数をかけ、ショートパスをつないで何度かFC東京ゴールに迫った。

その結果として45分にレアンドロ・ダミアンが先制点。左サイドからの崩しの結果のファインゴールだった。

■苦戦の後半
後半開始から永井謙佑を起用してきたFC東京に対し、フロンターレは苦しい試合運びを余儀なくされる。

前半はガマンできていた最終ラインが、裏を取られて破綻する場面が頻発し、ピンチが相次いだ。

パワーを与える交代を続けるFC東京に対し、フロンターレは63分の3枚替えで対抗。しかし大勢は変わらなかった。

FC東京に押し込まれる場面が増える中、最後まで集中を切らさずに1点差を維持。結局1−0の辛勝で試合を終える事となった。

蔚山遠征後の5連戦を5連勝で締めくくった。

(取材・文・写真/江藤高志)

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