「川崎フットボールアディクト」

勝つしかない試合で勝利。運を味方に磐田を突き放す/J1 第26節 川崎vs磐田【レポート】

J1 第26節
9月14日(土)(19:03KICKOFF/等々力/22,571人)
川崎 2 – 0 磐田

■運
最下位の磐田との対戦は、結果的に2−0のスコアで勝利。数字だけで見れば快勝だが、そう言い切れるほどの内容ではなかった。序盤から運を味方に付けた、薄氷を踏むような勝利だった。

いきなりのピンチは試合開始3分の場面。この日、フロンターレ守備陣を悩ませ続けたルキアンのポストプレーから右サイド、フリーで待っていた中山仁斗にラストパス。ダイレクトで合わせた中山のシュートはポストを叩いた。

「あれはオレの運です」とドヤ顔で言い切る新井章太はある意味頼もしいが、シュートを見送るしかなかったのも事実。後半65分にはルキアンに許したコントロールシュートがクロスバーに助けられたが、この2本の決定機について「遠すぎたから、これは入りはしないけど、ポストかバーかなというのはあったので。そういう感覚も身についてはいるので」と振り返っていた。

結果的に無失点に抑えた試合後、谷口彰悟に運に助けられた展開について聞いたところ「本当にそのとおりだと思います」と話し始めた。

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