【速報レポート】J1 第26節 川崎vs磐田 磐田の反撃を耐え、2−0で逃げ切る
■山村和也が加入後初ゴール。脇坂泰斗の得点もあり2−0で後半へ
開始3分に、ポストを叩くシュートを放たれるが幸運にもこれは決まらなかった。
フロンターレは持ち前のパスワークを見せて試合をコントロール。長短のパスと、ピッチの内外を使い分ける攻撃が出せていた。
脇坂泰斗の先制点は意外性のあるものだったが、かならずしも崩しきれない試合でのエリア外からのシュートは有効ということ。
山村和也の加入後初ゴールもあり、前半だけで2−0とリードしている。
■逃げ切る
後半開始時に磐田は両サイドハーフを2枚替え。中盤の機動力と保磁力増強を狙う。その磐田に対し、後半開始早々にビッグチャンスを掴むが、車屋紳太郎からのクロスを合わせた小林悠のシュートはGKに阻まれて追加点とはならず。希望を残した磐田が後半はペースを握り続ける展開に。
2点のリードを持つフロンターレはリスクを取る必要がなかったため、無理には攻め込まず。その結果、攻撃時に前線の枚数が足りず、ミスでのボールロストを繰り返した。
磐田にエリア内に持ち込まれる形を何度か作られたが、相手のシュートミスにも助けられ、またルキアンのシュートがクロスバーに阻まれる幸運などもあり失点を許さず。
追加点こそ奪えなかったが、失点も許さず90分を2−0で終えた。リーグ戦では7試合ぶりの勝利となった。
(取材・文/江藤高志)