名古屋との2連戦で掴んだ手応え。バリエーション豊富な攻撃で勝ち点3を/J1 第26節 川崎vs磐田【プレビュー】
ルヴァンカップでは名古屋を2戦合計1勝1分けで下し準決勝に進出。リーグ戦では依然として6戦連続未勝利ではあるがチーム内は明るい雰囲気に変わりつつある。チーム内に自信をもたらす要素の一つに得点の形があるが、この点について脇坂泰斗は次のように述べている。
「攻撃のところでも崩して得点であったりとか、相手が嫌がるような攻撃ができていると思う」
相手に応じ嫌がる攻め方を出せているこの状態が本来のフロンターレだと言うのは阿部浩之だ。
「ルヴァンではいい感じでゲームできたし。勢いというか、これで普通の、正常な状態に戻ったなと思いますし、落ち着いてやれたらなと思います」
ルヴァン杯で取り戻した感のあるフロンターレの正常な姿をリーグ戦でも継続して見せられるのかどうか。そうした部分が問われる磐田戦については以下の点について論じたい。
ポイント1「背後への意識」
ポイント2「コミュニケーション」
ポイント3「未知数の相手」
■ポイント1「背後への意識」
ルヴァン杯名古屋戦では、最終ラインの裏を取る動きが冴えており、再三にわたり決定機を作り続けた。相手が前から出てきてくれる名古屋だったという事はあるにせよ、空いているところを狙うという原則に従った攻撃はできていた。相手の背後を突く攻撃については、小林悠が次のように述べている。
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