「川崎フットボールアディクト」

リーグ戦大敗のリベンジマッチ。メンバー変更をうまく消化したい/ルヴァン杯準々決勝第1戦 名古屋戦【プレビュー】


守田英正に「最近そういうことばかり言われてる気がします(笑)」と苦笑いされたのは「そろそろスカッと勝ちたいですね」と質問した時。確かにワンパターンだったなと反省しつつ、リーグ戦では6戦連続未勝利ゆえの仕方なさもある。

そういう意味でルヴァンカップで目先を変えられるのはチームにとっては悪くない。対戦相手は名古屋。8月10日の対戦では敵地において0−3で完敗しており、そのリベンジを狙う試合でもある。

そんな名古屋戦に向け、以下の3点について論じたい。

ポイント1「前線との関わり」
ポイント2「2トップ」
ポイント3「名古屋の出方」

■ポイント1「前線との関わり」

リーグ戦6戦連続未勝利や、ホームでの9引き分けの主因の一つは、相手チームの割り切りにあるとの声がある。2連覇中で、試合内容のいいフロンターレに対し、とにかく勝ち点1でいいという心理が働いている傾向が見て取れる。相手チームがフロンターレを特別視している、ということについて、フロンターレでプレーする選手はそれほど意識していない場合が多い。ただ、他チームはフロンターレとの対戦をかなり意識しているという。

そういう意味で、風間八宏監督率いる名古屋との対戦は真っ向勝負できそうという点で個人的には楽しみな相手だ。そんな名古屋戦について守田英正の展望は次のようなもの。

「相手がどうというよりも、自分たちがこれをやる(やるべきことを徹底する)。そういう感じになりそうですね」

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