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VARに泣くが、下田北斗の活躍もあり2戦合計で準決勝進出/ルヴァン杯準々決勝第2戦 名古屋戦【レポート】

ルヴァン杯準々決勝第2戦
9月8日(日)(18:03KICKOFF/パロ瑞穂/11,587人)
名古屋 2 – 2 川崎

■VARでノーゴール
序盤からペースを握ったアウェイでの準々決勝第2戦は、前半11分に決まった小林悠のゴールで、事実上終わったはずだった。ところがこの得点VARによってノーゴールに。その前のパスワークに対してオフサイドディレイが実施されていたため。

「恥ずかしいので辞めてほしいですね(笑)。喜んでるのが本当に恥ずかしかったです」と苦笑いする小林。ただ、これはVAR運用時のルール上、オフサイドと思われる瞬間もフラッグを上げずプレーを終わらせるオフサイドディレイという運用のやむを得ない一面だ。

小林は前半39分にもオフサイドディレイが適用され50mほど疾走。GKの股を抜いたゴールがVARを使うことなくノーゴールになっており、災難な1日だった。VAR導入によるムダ走りだったのは間違いない。

なお、オフサイドギリギリの動きを続けてきた小林は「FWをやっている以上はそういう一か八かの動きはしてるので。オフサイドにかかっても、かからなければラッキーくらいの感じでやってますし、そこは別に落ち込むとかはないです」と淡々と説明。ただ、ノーゴールを喜んでしまう事故については「恥ずかしいくらいです。喜ぶのをためらったほうがいいかなと思いました。確実じゃないのは」と力説。第1戦の知念慶と同じ発言で興味深かった。

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