「川崎フットボールアディクト」

らしさを捨てながらも、取りこぼした勝ち点1/ACL GS第3節 蔚山vs川崎【レポート】

ACL GS第3節
4月10日(水)(20:00KICKOFF/蔚山/2,688人)
蔚山 1 – 0 川崎

■後半ATの失点
後半アディショナルタイム。鬼木達監督は3枚目の交代カードとして知念慶を用意していた。0−0で試合を終わらせるための準備だった。失点したのはそんな場面でのこと。

試合終盤に目立って攻撃参加の回数を増やしていたキム・テファンが仕掛けていた。対応したのは途中交代出場の登里享平だったが、上手く外されてクロスが入る。ただこれはチョン・ソンリョンの正面に飛んでおり、なんなくキャッチできる状態だった。誤算だったのは、そこにキム・スアンが飛び込んできたこと。先に頭で触られ決勝点となってしまった。

あの場面、手を伸ばしていればパンチングでクリアできていたように見えるが、ソンリョンとしてはセカンドボールを拾われるリスクが頭によぎったのかもしれない。いずれにしても、名手が誤ったたった一度のミスが試合を決めてしまった。

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