「川崎フットボールアディクト」

難しい時間帯も強気の姿勢は崩さず。前向きな引き分け/J1 第1節 川崎vsFC東京【レポート】

J1 第1節
2月23日(土)(14:03KICKOFF/等々力/23,113人)
川崎 0 – 0 FC東京

■通らない縦パス
ゼロックス杯までの準備段階や、序盤の試合展開を見るにつけ、これは勝ち点3は確実だろうと思っていた。決定的な形こそ作れていなかったが、ボールは握れており、じわじわとFC東京ゴールににじり寄っていたからだ。ところが前半の半ば頃から徐々にフロンターレはペースダウンを始める。

適度にスペースを与えつつ、要所々々を締めていたFC東京の守備ブロックに対し、前を向いたフロンターレの選手が縦パスを狙う。この縦パスがことごとく引っ掛けられてしまい、徐々にボールロストの回数が増える。また前からのプレスが思うようにハマっておらず、そうした部分も重なってフロンターレは前半の間に主導権をFC東京に渡してしまった。

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