「川崎フットボールアディクト」

【プレビュー】J1 第10節 鳥栖vs川崎 鹿島戦を基準に臨む西日本2連戦の1戦目。毛色の違う相手を攻略したい


■継続の大事さ
鹿島を相手にやり遂げた快勝は、チームに自信をもたらし、良い時の記憶を呼び覚ましている。小林悠は「強かった時のフロンターレをみんなが思い出した試合だったなと思います」と前置きすると強さの源として「戦うところ、走るところをやれてた」のだと話す。この点、中村憲剛がチームが立ち返るべき大原則を鹿島戦後に口にしており、チーム内に浸透しているようだ。

ここで言うところの大原則とは、ハードワークして走り抜くということ。そして球際の激しさに気持ちの強さをベースとしてまずあり、その基礎の上に自分たちの技術があるという考えだ。この原則に則って実現した鹿島戦の内容はチームにとって基準になったという。

谷口彰悟は「間違いなく次の試合が大事だということはみんな分かってますし、ああいうゲームをしたあと、鹿島だからじゃなくてどのチームとやる時もあれをスタンダードにやっていかないといけない」と述べる。強度の高い試合の後の難しさを口にしつつ「あれくらいできることはわかったし証明できた。それを毎試合できるだけやっていかないといけない」のだと話す。

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