「川崎フットボールアディクト」

【コメント】4/19 熊本地震に対する対応について

▼谷口彰悟
「とりあえずクラブとして何ができるのか。まずは募金をレッズ戦でやることは決まって、あとは物資の支援とかは、送るだけだと向こうも混乱するみたいで、物が来てるのを分配できないみたいで。だからできるだけピンポイントで送れて、それを送ったところでしっかり配れる確認ができればいいねという話はしました。そこはオレと紳太郎の地元のつてを辿って。小中と同じなので。
そういえば小学校が避難所になってるみたいなので、連絡を取り合って、そこでまた聞いてもらうということができればやりたいと。そこら辺の連絡をどうするのか、というのが今のところの課題です」

--送るもののリサーチはこれから?
「送る時期でニーズは変わってくるので。今は食料や水は大事ですが、これからだと本当に簡単なジャージとか、というのもあったら喜ばれると思いますし、そういう需要は変わってくる。そこら辺は現地の人と連絡取って、調べていくしかないので。とりあえずは、今は連絡取れるやつを探して、というところですかね」

--サッカー部のコネクションは?
「サッカー部は、高校だと県内から集まってる。出身地がバラバラなので、そいつらに情報を求めるのも難しいので、そう考えるとピンポイントで探す必要があります」

--学校に電話したり、同級生に連絡したり。
「そういうことも考えてます。小中で仲のいいやつは連絡を取ったんですが、どこに避難してるとか何が足りないとかはそんな話してないので。具体的な情報を仕入れたいです」

--2回目の、いわゆる本震が来たあとはご実家との連絡は?
「実家とも取りましたし、向こうにいる友達とも連絡取って、みんな避難してるみたいですね」

--前震で避難したけど戻ってる人とかいただろうし。
「本震の方がすごかったとみんな言ってるので、まだまだ恐怖感はあるだろうし。そこら辺で、できるだけ早くやれたらいいなと思います」

--実家は避難所には?
「行ってないんですが、家は酷いらしいです。でも、夜だけは車で寝てるそうです。昼間は家の掃除とか片付けをしてるみたいです」

--倒壊までは?
「してないですが、でもヒビが入ったりしてて、そういう感じです。心配は心配です」

--実家にいるのは?
「両親と祖母です。兄貴は結婚してそっちの自宅があります。姉は、益城に住んでたんですが、今は旦那さんの方の実家に。県内みたいですが」

--熊本に住んでいた時に地震の記憶は?
「覚えてるので震度3とかで、だから7とか6強とかは相当みたいですね。地震ではなくて、台風とかの備えはあるみたいですが。地震はなかなか無かったみたいです」

--3.11の時は筑波にいたんでしたっけか。
「そうですね。意外とぼくが筑波の時は次の日には電気が通って。そこまで大きな倒壊とかはなかったので、普段の生活に早く戻れました。東日本大震災の時は地震の後の津波の被害が酷くて衣類とかもすべて流されて。でも今回は津波の被害が今のところ無いということで、地震の被害だけだということで、また必要なものが変わってくる。そこは見極めないといけない。こっちに居ると情報が錯綜して難しいですが、現地に連絡が取れるやつがいるので、そこは率先してやって、チームに伝えられればと思います」

--電気もガスも水道もアウト?
「うちの実家は、電気は戻ってきて、水道はもう少しで大丈夫だという話でしたが。まあでも早く戻ればいいんですが」

--大津高校は?
「体育館がちょっと、という話は聞いてます」

--鹿島の植田くんとかすでに現地入りして。
「自分たちも現地に行ってボランティアとか力仕事ができればいいんですが、なかなか。余裕があれば現地で手伝いたいという気持ちはあります」

--お母さんからは頑張れと言ってもらってるのでは?
「そうですね。自分たちも相当つらいとは思いますが、それでも心配せずに頑張ってやりなさいと言われて。こっちが元気をもらうというか、そういう、ぼくの活躍で元気になってくれる人も居るので、その分自分が頑張らないといけないですね」

--おばあちゃんはスカパー!とかで
「テレビがダメみたいですが、オンデマンドとかで見てもらえればと思います。FC東京戦は見られなかったみたいですが、結果は知っているということでした。そういうところでもいい情報を伝えたいと思います」

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