「川崎フットボールアディクト」

【コメント】4/19 熊本地震に対する対応について

先日発災した熊本地震に対し、川崎フロンターレとしてどう対応するのかについて、4月19日に天野春果部長が麻生のクラブハウスを訪問。選手会長の登里享平と、被災地の出身者である谷口彰悟、車屋紳太郎の各選手を交え会談が行われました。

簡単にまとめると、川崎フロンターレが検討している対応は以下のとおり。

・選手会としては浦和戦で募金活動を行うということ。
・被災地出身選手の人脈を最大限に活用。
・その上で物的支援については現場のニーズをふまえ検討する。
・サッカーを職業にしている社会人として、精神的なケアの方向性を検討する

募金に関しては、浦和戦で行うのでサポーターのみなさん、ご協力をお願いします。

被災地出身選手が二名在籍していることをふまえ、川崎フロンターレとしては、物的支援については被災地からのニーズを調査した上で行うかどうかを含め検討するということ。

また、サッカーを職業にしている社会人としてやれることがあるのではないか、という方向性の支援も検討していくとのことです。

以下、登里享平選手会会長、谷口彰悟、天野春果部長のコメントです。車屋紳太郎についてはクラブハウスを出るタイミングが重なったため、後日コメントを掲載できればと思います。

▼登里享平
「募金活動は浦和戦で動いて。やっぱり支援物資が中継地のところで止まってると聞いています。東日本の時の経験が生かされて支援の輪が広がるのはいいことだと思いますし。でも道も悪くてそこまで行くけど運べない、ということもある。それをどうすればいいかなということがあります」

--闇雲に支援物資を集めても、受け入れ側のことを考えないと意味が無いと。
「逆に余りすぎて困る部分もあると思うので、そこは紳太郎とショウゴに話をしましたが、今足りないものを用意して送ったとしても1週間後には要らなくなってるかもしれない。やっっぱり今後、衣食住の不便なところプラス車での生活とか、精神的な多いと思います。だからこそ、サッカー教室とかも考えてもいいのかなと。出身者が二人居ますからね」

--アントラーズは行ってますからね。
「選手の影響力は大きいですし、クラブとか選手から発信して、どんどんそういう人たちに向けてなにか、アクションを起こしていければと思います。選手会として、出身者が二人居ますし、そこに限らず困ってる方も居ると思うので、そういう人たちの手助けができればいいと思います。自分たち、サッカー選手としてサッカーだけでなく、平行して支援の輪を広げる。そういこともやりたいですね」

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